起業の教科書連載シリーズ


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週休5日・週1出勤で年商7億!?「ナマケモノ起業家」家捨て社長が語る「仕事」と「遊び」

週休5日・週1出勤で年商7億!?「ナマケモノ起業家」家捨て社長が語る「仕事」と「遊び」

どうも、えらいてんちょうです。億り人インタビューもついに第4弾です。今回は、「ナマケモノ起業家」家捨て社長にインタビューしました。

ネット通販会社のアルバイトから、輸入会社の代表へ

―自己紹介からお願いします。

ナマケモノ起業家の家捨て社長です。37歳既婚。週休5日・週1出勤で8年前に作った貿易会社は年商7億。会社は建築資材の貿易事業、Airbnbのサポート事業をしてます。定住せずに毎月引っ越ししています、なのでイエステ(※家を捨てていろいろな場所に泊まること)です。

―経歴をお願いします。

新卒で入った会社を辞めて、海外に関わる仕事がしたいと思ってネット通販の会社でバイトしてました。そこで月に15万くらい稼いでたんですけど、個人でeBayでも同じくらい稼いでたんで、バイトを辞めて専業にしたら1日3時間くらいの作業で月に売上300万、利益4、50万で食えるなと思ったんですよ。でも1ヶ月くらいで急に虚しくなってきて。憧れてた生活全然おもんね、みたいな。海外との関わりはあるけどメールだけなんで海外に自分で行くような仕事がしたくなって。それで26歳の時もっかい働きに行こうと思って輸出会社にバイトにいこうと思ったんですけどなかなかいいところが見つからなくて。

うちの親父がネジのメーカーしてるんですよ。2、30人くらいの町工場で兄も働いていてるんですけど。台湾から仕入れをしてたんですけど台湾の取引先と喧嘩したから品物が入ってこなくなってすごい困って、輸入をしてくれって言われて。とりあえず片言で電話してアドレスにメール送って親父と兄と台湾へ行って実験的に仕入れしたんですけど、それが面白くて。仕入れたものがうまくいって僕の仕事が増えてきて、月の取引高が増えてきたので僕が代表の輸入用に別会社を立ち上げました。それが始まりです。eBayもまだやってたんですけど飽きてきてたんで辞めてこっちに集中しようと、パート雇って新しいお客さんも捕まえようかなという風に。新しいことが多かったから新鮮でしたね。取引の額もでかいし海外に行くこともあって。僕ってBtoBやったことなかったんですよ。わからないことが多くて怒られることが多かったですね。みんな人生かかってるから「下手したら会社潰れんねんぞ」ってキレてるんですよ。そういうのは当時は勉強になりましたね。


お金はいらないから働きたくない

―現在はどのようになりましたか?

年商が7億。役員報酬が1500万円前後。僕はお金いらないから仕事したくないんですよ。3000万もらうからもっと働くより、500万とか1000万でいいから月1時間くらいの労働にしてくれって。いかに仕事を減らしていくかとか、そんなことしか考えてこなかったですからね。遊ぶために生きてるというか。それが根底にあるんで。

―人に任せるのは大変そうですが

従業員は今はアルバイト入れて13、4人ですけど、管理しないでいいような仕組みを作るってことですね。ホロクラシー経営って言うんですけど、僕らの会社は極端に言うとどこで働いてもいいし、いつ帰ってもいいし、いつ来てもいいし。そんな感じです。
大前提としてはやっぱり採用ですよね。変な人と言うか、ヤバい人は入れない。そこの目利きです。そういう人が入っても居にくい風土作りですよね。万が一入ってきたとしても気まずくなって辞めていく。それは例えば全員評価制度であったりとか。数字も全員にオープンにしたり。経営者意識というかそこの共有ですよね。
僕が「経費削減しろ」って言ったことはほぼ無いですね。そういう感覚のある人に入ってもらうっていうのと後は仕組み。オープンブックマネージメントっていうんですけど、なるべく公開していく。そういうことをしてるんで僕はほぼ管理してない。ずっとトライアンドエラーしてきましたね。
あとは仕事をずっと減らすとかね。会社の仕事をひたすら減らす。例えば電話を無くしたりとか。こんな仕事いらんよね、みたいなのをバンバン切っていく。あんなん要らないじゃないですか、ぶっちゃけ。だからアウトソースしてるんですよ。時短って呼んでるんですけど、それをずっとやってますね。変な仕事増やすなってそれはキレてますね。売り上げ上げんでいいから変な仕事増やすなって。変な仕事って結局負債になるから。


人間は遊ぶために生きている

―それは自分が仕事をしたくないからですか?

ていうのもあるし、なんかアホらしいじゃないですか。っていうのは根底に人間は遊ぶために生きているっていうのがあるんで。人間がどうでもいい仕事してるっていうのは人間の尊厳に関わると思うんですよ、究極的に。ロボットみたいな仕事をずっとしてたらアホじゃないですか。全然関係ない人見てても思うんですよ。遊ぶってのは広義案ですけどね。例えば大学で勉強するってのも遊ぶかもしれないし、子育てっていうのも遊ぶかもしれないし。遊ぶってのは脳の状態やと思うんですね。ドーパミンが出てるような、遊んでるような状態。夢中になってるような状態。これをひっくるめて僕は「遊ぶ」って呼んでるんですけど。

―時間を作って何をしているんですか?

僕が一番重視してるのは人と会うってことです。なんで移動してるかって言ったら人に会うためって言っても過言ではないですね。結構僕は昔から外国人の人と一緒に住んだりとか多くて。で、ガチのノマドの人にあったらすごい影響受けたんですよね。ホテル年間300泊みたいなずっと移動してる人とか結構居てて。そんなん結婚してるし会社経営してたら無理やと思うじゃないですか。でも半年に1回引っ越してるカメラマンとの人と出会って、半年に1回なら行けるかもって思ったんですね。それで会社に宣言したんですよ。そうしたらもう戻れないじゃないですか。
あらゆる物いっぱい捨てて売って。猫を人に譲ったりとか。とりあえず移動したら物は減ったんですよ、6割7割くらい。そこから最初は大阪市内をぐるぐる2、3ヶ月で回ってましたね。一軒目は面白いところに行こうってなって黒人のアメリカ人と奥さんとその子供とか猫が居る家に居候させてもらいました。嫁も乗り気で。うちの嫁もシェアハウスで出会ったんですよ、もともと。
おもしろいのはどこも住んだらここ最高って思うんですけど、後で振り返ったらよくあんなとこ住んでたなって思うんですね。考え方が進化してるんですよ。海外行かないと意味ないよねと思って海外にも行ったりして。海外に行くとなると仕事を手放さないといけないから試されるんですよね。まあでも簡単な話、なんかあったら帰ればいいやんって思ってるんですよ。
今いるところが最高だし、次に行くとこはもっと最高って信じたいですね。新しいものを見たいってのがあるんです。

―これからの展望をお願いします

旅人とビジネスマンを両立したい。旅人ばっかりでもビジネスマンだけでもおもしろくないんで。僕って経営者のコミュニティでは旅人って呼ばれるんですけど、旅人のコミュニティでは社長って呼ばれるんですね。どっちも悪く言ったら中途半端でコウモリなんですね。でも良く言えば両方の世界で生きてるんですね。だから両方上達して行きたいなってのがあります。ビジネスも最近お金なんかいいかと思ってたんですけど、志が低すぎたなと思ってあえて格上の経営者と会うようにしてます。
一方でも遊びというかイエステ活動というか、そっちも去年は2、3ヶ月に1回だったのを1ヶ月とか2週間とか移動ペースを早めてますね。ツイッターを始めたり色んな人にあったり、そっちでも面白いことをやりたいですね。

―それは面白そうですね。どうもありがとうございました

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