起業の教科書連載シリーズ


「発達障害者ライフハックブログ」の借金玉さんによるマイクロ起業体験談コラム
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ブログサイト「お前ら、社畜で人生楽しいか?」のアツシさんによる、脱社畜のすゝめコラム
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“ショボい起業コンサルタント”えらいてんちょうさんによる、ショボい起業コラム
えらいてんちょうさんのプロフィール
法政大学キャリアデザイン学部の遠藤野ゆり助教授による「発達障害と起業」について考えるコラム
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働き方革命としてのショボい起業

働き方革命としてのショボい起業

どうも、えらいてんちょうです。私は豊島区内でイベントバーエデンをはじめ、これまでにリサイクルショップや塾を経営してきました。現在はショボい起業のコンサルタントもしています。これからの働き方はショボい起業です。もしも、つらい仕事をしている人がいたら今すぐ辞めましょう。そんなことをしなくても食っていくことはいくらでもできます。

辛い思いをして働くのはもう古い

現代は、正社員として雇われて義務として働いて賃金をもらう、こういったことをしなくても豊かに生きていけます。わざわざ嫌な思いや、辛い思いをする必要はありません。

まず正社員として働かなければいけないほど、生活にお金が必要ありません。リクナビNEXTによると20代の平均年収は298.5万円です。税金や社会保険料を引いたとして毎月の手取りは20万円前後でしょう。毎日嫌な上司に頭を下げて、朝から晩まで時間を拘束されて、望んでいない転勤を強いられることもある。これだけやって月に20万円前後です。

生活をするのに毎月20万円も必要ありません。10万円もあれば十分。家賃はシェアハウスやエアビなどでいくらでも安くすることができます。食料や生活に必要なものもAmazonのほしい物リストで送ってもらったり、ジモティーで無料でもらうこともできます。多くのお金をかけずに生活できる手段は世の中に溢れています。また、どうしても生活できなくなったとしたら、生活保護もあります。生活保護は無差別平等の原理があるので誰でも受給することができます。大丈夫です、死にません。

正社員を選択する理由として将来の保証もあります。しかし、将来の保証も確実なものとは言えません。

誰もが潰れないと思っていた山一証券が潰れてから20年、今ではみずほ銀行は1万9000人の従業員を削減、三菱UFJ銀行も三井住友銀行も大規模な業務量の削減を明言しています。就職先として不動の人気を誇っていた銀行ですら、将来は保証されていません。大企業に入ったら、定年まで働けて人生は安泰という保証はありません。年金の支給開始の年齢も引き上がっています。そもそも先のことはわかりませんが、会社が将来を保証してくれるという幻想や願望はかつてほど信じられないでしょう。嫌な思いをして骨を埋める覚悟で働く必要はありません。


ショボい起業で生きていく

雇用されて嫌なこと、辛いことをする必要はない。今後の働き方として私が実践し、そして勧めているのがショボい起業です。

雇われるのではなく、自分でショボい商売をはじめて、自分の裁量で働く。これでいい。嫌な上司に頭を下げる必要も、長い時間を拘束される必要もない。嫌な客には「来るな」と言って出禁にすればいいし、朝が弱いとか夜遅くは働きたくないという場合にはその時間は店を閉めればいい。嫌なことや、辛いことはやらない。時間も拘束されない。こういった働き方ができるのがショボい起業です。

正社員にならずにバイトとして働いて稼ぐフリーターという方法もあります。しかし、フリーターは煩わしい人間関係があっても続けないといけない点や時間を拘束される点では正社員と変わりません。また、フリーターは社会的地位が低いです。自分で商売を始めれば、例えそれがどんなにショボい店や、ショボい商売であっても、経営者です。ただのフリーターといち経営者とでは世間の見る目も全く違います。

起業というと何百万円も必要だというイメージがありますが、ショボい起業ですからその必要もありません。例えば安い店舗であれば50万円程度で借りることができます。ショボい起業なので、無理をして働かずに毎月の収入も必要な分を稼ぐだけでも十分です。先ほど述べたように10万円もあれば豊かに暮らしていくことは可能です。上手く行かなかったらどうするのか、生活保護があります。それに、ショボい起業でなく正社員として働いても将来は保証されてはいません。

働き方改革ならぬ働き方革命

現代は雇用という形態の崩壊が露わになっている時代です。

ショボい起業のような働き方は、雇用する・される、固定給をいくら払うのかというこれまでの枠組みにあてはまらないものです。ショボい起業は、雇用もされませんし、時間の拘束によって賃金が発生するということもありません。一方で、現代の法は雇用を前提につくられています。裁量労働制に代表される労働の議論は雇用すること、雇用されることが前提です。春闘による賃上げ、最低賃金の引き上げの要求も同じように雇用を前提としたものです。

労働時間や労働環境や賃金を法律を変えることによって変更することは改革です。しかし、今求められているのは、賃金が上がる、労働時間が変わるという、雇用の枠組みの中の改革ではありません。雇われて義務として働き賃金をもらう、こういった枠組みそのものを変えることです。ショボい起業は、雇用の枠組みの中の改革がどのようになり、何を要求しようとも、直接的な影響はありません。雇用の前提に当てはまらないからです。ショボい起業は言うならば革命になります。ショボい起業とは働き方改革ならぬ、働き方革命です

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