起業の教科書連載シリーズ


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法政大学キャリアデザイン学部の遠藤野ゆり助教授による「発達障害と起業」について考えるコラム
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人間関係で逃げることは甘えでは無い!

人間関係で逃げることは甘えでは無い!

どうも!発達障害持ちで個人で金を稼ぐ生活をしているアツシです!

発達障害者というのは、人との揉め事が起こりやすい性質を持っているので、社畜環境に居ると、どうしても人間関係が本当に嫌になって、逃げ出したくなることが多々あります

発達障害に理解のない人が回りにいると「人間関係が上手く行かないから逃げることは甘え」と言って制してくる人が居ますが、私自身の経験では、発達障害者の人間関係で躓くということは、定形発達者が躓くそれとは中身が似て非なる事で、人間関係で嫌気が差して辞めることは甘えでもなんでも無く、自衛手段の領域に踏み込んでいると感じました

今回は自分自身の経験から、発達障害者が人間関係で逃げ出すことが甘えでは無いと断言できるのかということを書いてみようかと

発達障害者にとって苦手な事はワーキングメモリに重大な負荷がかかる

発達障害者は、得意な事は何でも息をするようにすごい成果があげられるという能力を持つ代わりに、苦手なことに関しては壊滅的に物事がこなせません

そのメカニズムとして、自分で経験して感じたことは、得意なことと苦手なことの脳の一時記憶部分に、相当の負荷がかかるので、高負荷の状態では低スペックパソコンに仕事を沢山詰め込んだように止まってしまうんです

そして人間関係でこじれて嫌だと思ったことは、常時「高負荷の状態」になっているので、常に頭がオーバーワーク状態になってしまうのです

相手を苦手だと思うと、

それを避けるためにどうすれば良いのか?

関わるとしてもどうすれば被害が最小限に抑えられるのか?

常にこんなことしか考えなくなるので、こんな状態で普通の仕事が出来るわけがありません

そうして能力がガタ落ちすることになるのでミスが増え、最初は特定の個人だけの嫌悪だったのが、いつの間にか組織から孤立するほどやらかす事になってしまうのです


負担が増える>失敗が増える ので絶対に好転することは無い

定型発達者であれば何処かで切り替える事が出来るので、事体はそこまで深刻化しないのですが、発達障害者というのは、ご存知のように切り替えは無茶苦茶下手です

物事を切り替えるという事は、何気なくやっているように見えて、実は相当の頭の負担がかかっているので、負担を減らすべき発達障害にとって、切り替えは難しいのです

オールラウンドに何でもこなせる選手よりも、何か一競技に特化したほうが強いというのは、一つの物事に取り組めるという長所がある反面、切り替えが下手という短所が合わさった結果なのです

そうして失敗した時に切り替えるということがなかなか難しいので、失敗することでそれを引き継ぎ、その失敗という汚名返上の為に頑張り更に空回り、失敗が続いて萎縮すると更にやらかし……と、事態が好転するどころか常に本当に悪化するのです

人間に水中でエラ呼吸をしろ!と言わんばかりの物理的に不可能な事なので、それから逃げるというのは非常に正しい判断なんですよ

終わりに:発達障害者が企業やフリーランスで活躍しやすいのは、こういう背景もある

そういう訳で、人間関係で躓いた時に逃げるという選択肢は甘えでもなんでもなく、むしろ効率的に動くために致命傷になる前に早く行動しているという、褒められてもいいレベルのことなのです

発達障害者にとって、人間関係は難しいですし、向こうに理解がないと失敗がしやすいですからね

それなら最初から人間関係で悩む必要がない環境で労働をするのもありだと言い切れますし、人間関係が選別できる、フリーランスや起業といった形で働き方で活躍できる発達障害者が多いというのはそういう側面も含んでいるのでしょう

人間関係が嫌で個人で働くという後ろ向きな理由で独立を行うのも、甘えでも何でも無くて立派な理由になりますから

むしろ独立する時は後ろ向きな理由の方が大きな力になりやすいので、そういう理由のほうが意外と背水の陣になって成功しやすいかもしれませんね

という訳で自分自身を守るためにも、人間関係で嫌だと感じたのであれば好転しない所で無理に頑張るよりも、すぐにでも逃げて体制を立て直すほうが生きやすいと自分の経験から感じますね

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