どうも!発達障害持ちで、個人で金を稼ぐ生活をしているアツシです!
自分自身が発達障害持ちなのでよく分かるのですが、発達障害を持つ人は、物事や発想を一般の人とは別の視点から考えられるため、人に合わせて集団行動を行うのことは難しいのですが、逆に誰も出来ないような事を簡単にやってのける、一芸に特化したいわゆる「天才傾向」では無いかと思っています
そして発達障害者は扱いづらい反面、時にとてつもない能力を発揮すると、自分自身の経験から思っているのですが、一般社会ではこの能力を生かせないまま、弱味だけで戦うことになってしまう、と確信しました
今回の記事は、発達障害者はどうして一般社会で活躍しにくいのか、そのことについて記事にしようかと!
一般社会は「出る杭は打たれる」「村八分」といった陰湿な面を持つ
日本のことわざに「出る杭は打たれる」という言葉や、「村八分」という言葉があります
簡単に言ってしまうと「集団に合わないことがある者を排除する」という意味
こんな言葉が存在している時点で、日本の陰湿さが滲み出ていますね……
そして発達障害があると、ある一点は100点だけど、他の分野が20点といった感じで、平均を求める傾向が強い一般社会とは、対の位置に居ると言ってもいいくらい
その100点の部分を活かそうと思えば、周囲からの妨害にあって能力を発揮できません
すると強みが生かせなくなるので、必然的に弱い部分で勝負するしか無いことに……
発達障害の強みは、他者の追従を許さない一点限りの最強武器なので、それが生かせないのなら、活躍出来るわけがありません
狙撃兵からスナイパーライフルを取り上げたり、剣士から刀を没収して戦場に放り込まれるようなモノで、遠回しに「消えてしまえ」と言われているようなものなのです
発達障害の発想は、常人には理解できない
僕は以前、とあるベンチャー企業で、「仕事を行えば行うほど赤字が膨らむ」という職場に在籍していたことがあります
そこで打開策を求める声が出てきたので、僕は頭の中に考えていたアイデアを言ってみたのですが、速効で却下されました
僕はその後すぐにその会社を辞めたのですが、会社だった場所は廃墟になり、後に僕のアイデアと似たような事をしたライバル会社が、急成長をしていました
その時の僕のアイデアは「今やっている事業では儲からないので根本から変える」というもので、今までやってきたことの全否定に近い内容だたので、反感を買ったのかもしれません
普通の人なら、赤字になっている時に「今まで積み重ねたモノの延長線を伸ばすこと」を重視
これはもったいない精神から来ることだとは思います
しかし、世の中には「コンコルド効果」という言葉があります
簡単に言うと「今まで投資した資金や努力が無駄になると分かってても、今までの事が全部損失になるから辞めたくても辞められない」
という負のループに入ってしまうんです
発達障害者は好きなことならトコトン突き詰められるという強みを持ちつつも、大して思い入れの無いことならスパッと切り捨てますからね
自発的にやったわけでもない、会社の事業で「続ければ赤字になると分かっている」ことなら、尚更です
終わりに:要するに一人じゃ何も決断出来ない、変化を恐れる集団の嫉妬!?
一般の人たちは発達障害とは違い、絶大な武器を持っていないので、フリーランスや起業といった自分が主体になる事が出来ない人が、とても多いと感じます
更に上記の事を間近で見て感じた事ですが、一人で戦う度胸や強みが無い上に、変化することを極端に恐れて「失敗すると分かってても、居心地の良さから動こうとしない」のが、今の一般社会だと思います
彼らは、集団戦の兵士としては優秀なのかもしれませんが、軍師や総司令といった戦況を左右を決定する事が本当に苦手
流石に司令ばかりが揃っていても、それはそれで困りますが、司令と一般兵の価値を比べるのであれば、司令のほうが重要なのは明らかでしょう
よって、時として絶大なポテンシャルを持つ発達障害者に対して、自身の能力を上げるのでは無く、発達障害者の弱味を下げることで、同じ土俵に立とうとする
だからこそ、そんな人たちに自分の能力を押さえつけられるのは、凄く馬鹿馬鹿しいのは事実なのですが、一般社会は彼らの戦場なので、僕のような発達障害を持つ者が活躍するのは難しい
仮に倒したとしても旨味は無いので、それならいっそ、彼らと関わらずに、自分の強みを100%活かせる環境を構築するのが、発達障害者の有効な戦略だと実感しています