7日目 いっちー先生とビジネスモデルを作ってみよう

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これまでの6日間、起業のために必要な「考え方」を学んできましたが、ビジネスのカタチが見えてきましたか?

7日間で始めるマイクロビジネス、7日目のテーマはいよいよ「ビジネスモデルを考える」です。世の中にある潜在的なニーズからカタチにしていくのか、自分が提供できる価値=シーズからカタチにしていくのか。方向性は様々ですよね。

自分がぼんやりでも考えている「ビジネスモデルの種」を、どうすればカタチにできるのか。今回はそれを学んで頂ければと思います。

頭の中にぼんやり浮かんでいるビジネスモデルをカタチにして、プレゼンするつもりで読み進めて下さい。

いっちー先生
アナタの頭の中にある素晴らしいビジネスモデルを、誰かに説明できるカタチにすることで、まずは一歩を踏み出してみましょう。

ビジネスモデルとは?

 

ビジネスモデルとは、「事業の価値」を表すものです。主に「誰に、何を、どのように提供し、どこでどれだけの収益を得るのか」を定義したものであり、事業構造を決める拠り所となります。つまり、第三者にも分かるカタチで「ビジネスモデル」を定義できれば、事業を運営しやすくなります。もちろん、アナタ自身が今後、道に迷いそうになった時にも、元の道に戻るための羅針盤にも成り得ます。

では、ビジネスモデルを定義するというのは具体的には何をするのでしょうか?主な要素として、まずは大きく4つあると考えてください。

  1. 提供価値はなにか
  2. 顧客は誰か
  3. どんなプロセスで提供するのか
  4. どんな収益構造にするのか

事業の収益は上記の4要素のかけ算により算出されます。

どれか一つの要素が競合より秀でていても、ほかの要素が悪ければ、全体として競合に勝ることはできません

 

経営にとってのビジネスモデルとは、どのような意味を持つのか

 

事業を運営するにあたって、ビジネスモデルは施策を実行していくための手順を定義する、基本設計書となります。つまり、広い意味で経営とは、ビジネスモデルを作成し、評価し、改善し直すことに他ならないのです。

このように、事業目標を達成できるビジネスモデルを作成し、設計していくことが、経営においては非常に重要であり、会社の生態系ともなります。外部環境が変化するたびに、ビジネスモデルも変化させていく必要があります。

しかし、いざビジネスモデルを作ろうと思っても「なにを考慮すればいいのかわからない」「事業全体の仕組みが見えない」など、多くの問題を抱えることがあります。そんなときに使うのが、このビジネスモデルキャンパスです。

ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスモデルを9つの構成要素に分解し、視覚的にビジネス全体を俯瞰することができます。ビジネス全体を眺めることで、そのビジネスの全体像を理解することが容易になるのです。

流れにそって、一つひとつの要素を検討していくことで、ビジネスの立ち上げで必要なことが明らかになり、具体的なアクションが認識できるようになります。ビジネスモデルキャンバスにおける「キャンバスの構成要素」は、普遍的にできています。あらゆる業界に適用することが可能なので、誰もが興味のある分野のビジネスモデルキャンバスを用いて、分析することができます

 

ビジネスモデルキャンバスを構成する9つの要素

 

ビジネスモデルキャンバスは、以下の9つの要素に分かれています。ここでは、それぞれが意味するものは何か、考えてみましょう。

1.価値(Value Proposition)

価値(Value Proposition)とは、顧客のニーズや欲求を満足させる要素を見出します。

「安価である」「時間節約できる」「楽しさがある」などといった、様々なメリットを価値として提供します。競合製品と比べてより目立つ価値を提供することによって、顧客に対する自事業の訴求力が高まります。

2.顧客(Customer Segment)

顧客(Customer Segment)とは、自社が価値を提供して、対価を得る対象を検討します。

年齢、職業、地域、収入など様々な属性を組み合わせて、最適な顧客層を定義することが重要です。

3.チャネル(Channel)

チャネル(Channel)とは、提供する価値と提供先の顧客が決まったのちに、それをどのような経路で届けるかを検討します。

サービスや商品を顧客へ届ける系統をチャネルと呼びます。店舗での直接販売やECなど、さまざまな選択肢があります。

4.顧客との関係(Customer Relation)

顧客との関係(Customer Relation)とは、どのように商品やサービスを提供するかを検討します。

高額商品や大企業向け製品を提供するとしたら、顧客は丁寧なサービスを求める傾向がありますよね。

逆に日用品な度消費量の多い商品などは、ドライな関係を好む傾向があります。

5.パートナー(Key Partner)

パートナー(Key Partner)とは、すべての事業活動を自社でまかなうことではなく、何らかの外部委託を行うことを検討します。

この委託先をパートナーと呼び、相性の良いパートナーとタッグを組むことで、より事業を円滑に進めることができます

6.主要な活動(Key Activity)

主要な活動(Key Activity)とは、先ほどのリソース(Key Resource)を使って、商品やサービスの提供に必要となる、主要な活動を検討します。

基本的には「作ること」「売ること」に集約されます。「作ること」は社内で製品を製造したり、外部から材料を調達したりすることです。「売ること」は営業活動やカスタマーサポートが含まれます。

7.リソース(Key Resource)

リソース(Key Resource)とは、顧客への商品やサービスを提供するために、必要な資源を検討します。

具体的にはヒト・モノ・カネを指し、従業員や知的財産権など、事業を運営するために必要な要素です。

8.収益(Revenue Stream)

収益(Revenue Stream)とは、事業により、どのように収益を確保するかを検討します。

物販であれば、商品に対して対価を支払う形にとなりますが、サービスの場合では固定費か成果報酬型かと言うような形になります。広告収入もあります。

9.コスト構造(Cost Structure)

リソースを確保したり、外部委託を行ったりするには一定のコストがかかります。まずは、起業までに必要なコストとして、材料費、人件費、販促費など様々な費用を計上します。そしてコストと予測される収益を比較し、利益をあげられる状態になっていることが確認できれば、ビジネスモデルが実現可能であると結論づけることができます。

 

ビジネスモデルキャンバスを作るポイント

 

ビジネスモデルキャンバスを作り始めた段階では、チェックリストとしてキャンバスを利用すると良いでしょう。すべての要素を満たし、時には入れ替えながら、いくつものパターンのキャンバスを作ってみてください。

一度でキャンバスが完成することはありません。何度も作り直し、ブラッシュアップさせていきましょう。そしてある程度のビジネスモデルが見えてきたら、今度は9つの要素間の関係性に着目していきます。上記でも述べましたが、事業価値は4つの構成要素のかけ算によって決まり、その要素をさらに詳細に分解したものがビジネスモデルキャンバスです。例えば

  • 提供価値は顧客に対して適切か
  • チャネルと顧客との関係に親和性はあるか
  • 提供価値を生み出せるだけのリソースと主要活動を担っているか

など、9つの要素間の関係を分析していくことで、事業全体に一体感が生まれます。

重要なのは、せっかくビジネスモデルを作成したのに、単なるチェックリストとして終わらせないことです。

キャンバスの項目を埋めることが目的なのではなく、そこから見えて来る事業の生態系に注目できるかどうかが、ビジネスの成功にかかってきます。

いっちー先生
キャンバスは、一度で完成するものではありません。何度も描き替えながら、アナタだけのビジネスモデルを作り出してください。

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